光回線を使用したIP電話は、NTTのアナログ回線より費用を抑えることが出来ます。
しかし、長年アナログ回線を使用している皆様が陥ると思われる不具合が存在します。
なぜなら、私も初めてのIP電話だった為、この不具合で数日間悩まされました。
今回、同じ問題に遭遇されるであろう皆様の一助になればと思い、記事を書いてみました。
結論から書きますと、アナログ回線を長く使用している方が光電話にした際にスマホ等に発信できない場合、
電話機側の設定をまず確認した方がよいです。
ソフトバンク光とホワイト光の開通までの流れ

まずはソフトバンク光のホワイト光基本プランαを契約した場合の流れを簡単に解説します。
上の写真が筆者宅の環境です。
左が電話機(Panasonic KX-PD303)、右端の装置がソフトバンク 光BBユニット、その横がNTTのONUです。
契約の流れとして、
- インターネットからソフトバンク光の契約申し込み
(注意点1:ホワイト光は回線が開通した後でないと申し込めないらしい。)
- ソフトバンク光開通後、My softbankからオプション変更
(注意点2:ホワイト光基本プランはMy softbankからオプション申し込みできますが、
基本プランα以上は郵送される資料により申し込む必要があります。)
- Softbankからショートメールにてサービス開始の案内
注意点1と2はソフトバンクWeb上では記載されていないので注意が必要です。
②から③までの正確な日数を記録し忘れましたが、Webからオプション変更依頼してから開通通知までTotal 18日くらいが要した日数になります。
開通!しかし数日後、妻からクレーム
ホワイト光が開通するとNTTのアナログ回線が使用できなくなります。
そのため、通知が来た当日夜、会社から帰宅し即接続。
接続後、スマホから発信し、固定電話で着信できる事を確認、これで設定完了。と思いきや、数日後、妻からスマホへ発信できないというクレームが。
(接続に関してですが、Web上の接続図には開通前と開通後の接続図の両方が記載されています。
しかし、BBユニットに同梱されている接続ガイドはそこまで記載がありません。
ですのでWebの接続図をきちんと確認することをお勧めします。)
一般的な不具合の場合の対処方法
一般的な不具合の原因として以下のようなものが考えられます。
・接続配線ミス → 配線確認、コネクターの接触確認
・装置不具合 → 電源OFF/ONやリセットなどで復帰確認。機器の交換
しかし、今回これらを実施しても、まったく改善しません。また着信は出来ていたので、そもそも機器不良ではないと予め予想していました。
そんな時、とあるブログでFAX付電話機ではこのような不具合が発生する。
その場合、電話機の設定を確認するとよいという記事を発見。
電話機側の設定に問題があるのではと気付いた瞬間です。
電話機の設定の確認
筆者宅の固定電話はPanasonic製。
マニュアルにはきちんとIP電話で使用する場合の設定方法が書かれていました。
本機種では、『選んで携帯』、『IP電話解除』の2種類の設定がありますが、どちらかを『ナシ』設定にするとスマホに発信できるようなりました。
まとめ
・接続はきちんとWebの接続図を参考にしましょう!
・接続確認時は、スマホでの発信と着信を確認しましょう!
・接続や機器のリセットで解決せず、固定電話で着信ができるような場合は、電話機の設定に
間違いがないか確認しましょう!
今回、筆者もそれなりの時間と不具合に遭遇しましたが、それでも今後、月々1000円以上の費用の改善が見込めます。
少し手間はかかりますが、現在のようなコロナ禍の状況では、家計の固定費改善をできる限り進めていった方がよいはずです。
ぜひ皆様もチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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